ちょっと怖い話
今週のお題「ちょっとコワい話」
夏といえば怪談話。
でも、私が人生で一番鳥肌がたったのは、冬のみかんが美味しいシーズン。
大昔の職場でお客さんから、みかんをいただいたときのことです。
オレンジ色で薄皮の、とっても甘くて美味しいみかんでした。
職場のみんなも昼休みの間、食べる手が止まらず、残りも少なくなってきたころ、やっと遅いお昼を取りに私登場。
無類のみかん好きな私は「あー私の分もとっといてー!」と慌てて皆の輪に入り、かろうじて2個のみかんをゲット。
弁当を平らげ、美味しそうなみかんをいざ食べようと軽く揉みほぐしていたら、一箇所小さな黒い穴が。
あら。虫食いみかん取っちゃった。まあ避けて食べればいっか。
と、穴の下を両親指で軽く押してみたら、穴の中から小さな触覚が2本ニョッキリと飛び出した。
出したことのない、マライアキャリーばりの超高音ホイッスルボイスな悲鳴とともにみかんを投げました。
大谷なみの豪速球です。
壁には、みかん汁プシャーです。
このときの恐怖たるや・・・。
全身の毛穴がカパーと開き、髪の毛の先端まで逆立つ感覚!
ゴキブリ以外の虫には、そこまでの拒否反応を示したことはなかったんですが、突然現れる触覚って人を暴力的にしますね。(笑)
結局なんの虫かわからないまま、やさしい誰かがみかんを片付けてくれました。
みかん汁プシャーな壁は、私は拭きました。(笑)
そんな私はいまでも無類のみかん好きです。
特に葉っぱつきみかんが、プレミア感があって大好きです。味は変わらないですが。
ただ食べる前のぐるりチェックは5周くらいやってます。
みかんの黒い穴、押したらアカン!(ΦωΦ)
はーい、ここ試験にでますよー。