ロンバルディア・トロフィー2017から浅田真央へ思いを馳せる。
ロンバルディア・トロフィー2017
「ロンバルディア・トロフィー2017」の結果が続々と流れてくる。
YouTubeのURLが貼られてて、暇なときにちょこっと見てみる。
今回女子を見てみたが、日本選手も他国の選手も、
今年シニアに上がった子たちが頑張ってるなーという印象。
でもやはり、まだまだジュニアっぽさの残る荒削りさ。
スピードを重視するあまり、手先の所作まで行き届かない感じ。
大人っぽさをアピールするあまり、操り人形的なぎこちない動き。
話題にのぼった、各国の気になる選手をちょこっと見てみたけど、
だいたい、そんな印象でした。
やっぱり、この衝撃にはかなわない。
ええ、真央ちゃんがシニアデビューした16歳のSPです。
Mao Asada - 2006 SA SP +Interview (ESPN)
当時、多分これ見て、各国の選手、コーチ、連盟の方々が衝撃を受けたでしょう。
私がライバル選手なら、震え上がってスケート辞めるレベルです。(笑)
実は真央ちゃん、1年前から先行でシニアの大会に出てました。
当時実力No.1だった、ロシアのスルツカヤ選手を破った、
あのグランプリシリーズで、一気に「浅田真央」の名前が知れ渡りましたよね。
その頃はまだまだ、 ジュニアっぽさの残った可愛い演出だったプログラム。
もちろん、ジュニア時代から、表現力には定評があったし、
トリプルアクセルや、3-3-3回転を飛んで話題になってましたけどね。
それが、1歳年をとっただけで、
こんなプログラムを滑るようになるんですもの。
ストーリー性のない、ふんわりとしたこの曲を、
浅田真央ワールトに引き込んで、観客を笑顔にしてしまう。
2:35あたりの、金髪に黄色と緑の服のおばさまなんて、
すんごいうっとりとした笑顔。(笑)
おそらく、地元のアメリカの選手を、応援しにきてるはずなのに。
ライバル選手の演技に、この笑顔ですよ。
まさに、天才少女。(*´∀`)
こんな選手、もう絶対あらわれませんよ。
スケートのスキルからして、もう違うんですもの。
重力を感じさせない、こんな滑りを天然でやられたら敵いませんって。
身につけようと思っても無理ですもん。
そりゃーどの世代にも、上手な選手がいるし、
若い選手たちが、試合で良い成績を収めたら、
素直に「嬉しいなー良かったなー」と思います。
でもね。
何もかもが規格外なんですよ、浅田真央という人は。
リンクに立つだけで、会場中が浅田真央のステージになるんです。
それに、トリプルアクセル飛ぶのに、優雅でエレガント。
儚げなのに、高難度構成ジャンプと鬼ステップ。
見た目と体力のバランスがおかしい!(笑)
あーやっぱりあたしゃまだ、真央ロスですわ。
今のフィギュアスケートの試合を、追いかけてまで見ようと思えない。
こんなプログラムの記憶が、まだ鮮明に残ってるんですものねー。(ΦωΦ)
私が過去、伊藤みどりロスから脱出したのに、10年くらいかかったから、
今回もそれくらいかかるかしら。(ΦωΦ)
ところで、これ好き。(笑)